令和元年の新しい年に私どもの新しい事務所が竣工できました。これもひとえに道内79の森林組合の皆様や、多くの取引先の皆様のご支援ご協力、さらには設計会社様、施工会社様のご尽力のお陰です。紙面を借りて改めて感謝とお礼を申し上げます。
今年4月まで使用していた旧事務所は、戦後、旧札幌防衛施設局の建物として建築され、私ども北海道森林組合連合会が昭和39年から使用してきました。実に55年に渡り連合会の業務を支えてくれた愛着のある事務所に別れを告げ、新事務所に今年4月に引っ越し、旧事務所の解体と駐車場工事などの外構工事が終了したのが7月下旬でした。
新事務所は、道産材のショールームをコンセプトとし、構造や内装にふんだんに道産材を使用しました。新事務所が林業を業務としている道内森林組合系統の象徴的な建物として、また、訪れて頂いた方々に木材の温かみや快適さなどを感じていただき、道産材を使用した建物がこれまで以上に増えていく一助となれば幸いです。
木材に囲まれた健やかな新事務所のため、役職員一同、これまでより仕事が効率的になっていると感じています。お近くにお越しの際は、ぜひ事務所にお立ち寄り頂き、道産材を使った木造事務所をご覧になって頂きたいと考えております。笑顔でお迎えいたします。
2019年8月1日
北海道森林組合連合会
代表理事会長 阿部 徹